鶴丸城御楼門への海鼠瓦の設置

この記事は「decoの空き家管理」からの転載となります。
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deco(株)では、三州瓦を全国に販売・設置する仕事を行なっています。

その仕事の関係で、12月10日(水)に、鹿児島市の繁華街・天文館の近くにある「鶴丸城」の御楼門の現場に打合せに伺いました。

この鶴丸城は、慶長6年(1601年)頃、のちの島津家第18代当主・初代藩主となる家久が建設に着手した島津家の居城で、居館の正面中央には御楼門がありましたが、明治6年(1873年)の火災で焼失したのだそうです。

この御楼門の復元工事が現在進行中で、使用する瓦のうち、「海鼠瓦(なまこかわら)」の製造を今回担当させていただきました。

この「海鼠瓦(なまこかわら)」、とても大きいもので、金型から新たに製作する必要があるため、なかなか製作できるところはなかったようなのですが、今回deco(株)にお話を振っていただき、大変光栄です。

右の写真はこの瓦の裏面ですが、工事への寄付者の方の手形と記名をする記名会にも使用していただきました。

今回は裏面の写真だけのご紹介です。

御楼門が完成したら、また写真をご紹介したいと思います。