カテゴリー: 瓦の仕事

「能登半島地震」により被災された方へ。瓦屋根の修理について

令和6年元日に発生した「能登半島地震」により、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。

被災地域で、建物が壊れている様子がニュースで伝えられています。

私どもにできることとして、特に屋根瓦が壊れてお困りの方のために、少しでもお役に立てればと考えています。

愛知から屋根の工事部隊を派遣できますので、お困りの方はご連絡いただければ可能な限り対応させていただきます。

ご依頼があった場合、保険会社への対応まで真摯に対応いたします。

  写真撮影→ブルーシート張り→保険会社申請→屋根の修理

の流れを経験豊富なスタッフが対応させていただきます。

屋根工事が必要なお住まいは多数あると思いますが、現地の工事業者も被災しており各地からの協力が必要になると思います。
信頼できる業者への依頼が必要ですが、悲しいことに、被災地に騙しの業者が紛れ込むことは多いのです。

私たちの持つ、信頼できる業者さんのネットワークを活用していただけたら嬉しいです。

相談されたい方は、この投稿の最後にあるLINE、もしくはメールにてご連絡をお願いいたします。

なお、ご連絡の際には、

●ご住所
●保険の有無
●保険会社名
●外観の写真

をお知らせいただけると対応がスムーズに進みます。

※特に、ブルーシートを張る前にしっかり写真を撮影しておく事が大切です!
(東日本震災や熊本地震では、先にブルーシートを張ってしまったことによる保険会社がきちんと調査できず、被害箇所を見落としてしまうことも多数発生していました)

以上、長くなりましたが、私どもが力になれる方からのご連絡をお待ちしております。


ご連絡は以下よりLINEもしくはメールにてお願いいたします。

↓LINE「友だち追加」後にご連絡お願いします。

メールでのご連絡はこちらから:deco1@mopera.net

「ジャパンホームショー」に行ってきました

11月17日、東京ビッグサイトにて開催中の「ジャパンホームショー」に行ってきました。
瓦に関するブースは淡路瓦組合しか出展していませんでしたが、興味深い新製品がいくつか有り、一部製品は、メーカーさんと販売契約について話合いもする事になりました。
日々世の中は動いており、視野を広げるためにも、定期的に展示会を見るのはとても大事な事と感じました。
新製品はまた改めてご紹介いたします。

「シノゲン瓦工業」様の三州瓦製造中止について

長く三州瓦の陶器釉薬瓦を製造していました「シノゲン瓦工業」様が製造をやめることになりました。
屋根における屋根材として、陶器瓦の選ばれる機会が減少しており、年々製造メーカーが廃業を選択することが増加しております。
日本の屋根文化を守ってきた「瓦」が今後も減少していくと予想されております。
当社は三州瓦産地のすぐそばに位置し、今後も日本全国の屋根工事店様向けに、情報提供と販売を丁寧に行なっていきますが、今後は欲しい時に欲しい種類の瓦が入手するのが難しくなりそうです。
コロナ後、色々と屋根業界も変化しております。

東京ビックサイト「建築建材展」

本日は東京ビックサイトにて「建築建材展」に来場しております。

会場内では、新製品の情報収集をしつつ、新規の金属屋根材メーカーとの打合せも行います。

人工芝でお世話になっている「グリーンフィールド」社のブース、瓦でいつもお世話になっている三州瓦のブースなど、興味深く見せていただきました。

「防災ロック冠」施工の様子をご紹介

防災ロック冠、特注色のオレンジ色の施工の様子をご紹介します。

のし瓦を「防災ロック冠」に替える工事です
これからのし瓦を外します
のし瓦を外したところ
棟金具と垂木で棟芯材の施工をし、湿式南蛮工事を施工
冠を一つずつ施工
施工が終わったところ
施工後の様子
施工後の様子
施工後の様子
施工後の様子
施工後の様子

「防災ロック冠」三河窯業試験場にて試験を行いました。

愛知県の三河窯業試験場にて「防災ロック冠」の試験を行いました。
冠瓦に引上げ用の機械を設置し、基準風速46m/sと沖縄県での厳しい条件を想定して引上げ試験を行いました。
結果は試験場の最大引上げ荷重(N)での試験でも破損もなくクリアしました。
工事で採用を検討する工事店様にも安心の性能を提供できます。

今後、「防災瓦」の開発と販売に取り組んでいきます。

台風などの災害も増えてきている昨今の状況を鑑みて、deco株式会社の新たな取り組みとして、建物の棟部の「冠瓦(かんむりかわら)」に防災フックを付け、冠瓦同士がリンクすることで防災機能の向上を図ることを狙った新商品の開発に取り組むことになりました。